Visionary Nippon特別対談
日本中に眠る
「鞘に納めたままの名刀」
中山淳雄氏に聞く、IPの伸びしろ
宣伝が下手なのに、なぜ日本のコンテンツは世界を獲れたのか。
エンタメ社会学者・中山淳雄氏との対談から見えてきたのは、日本にまだ眠ったままの、大きな伸びしろでした。
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今回の対談について
『エンタメビジネス全史 第2版「IP先進国ニッポン」の誕生と変貌』(日経BP)の著者であり、エンタメ社会学者として音楽・映画・アニメ・ゲーム・玩具・テーマパークまで11ジャンルを横断的に見続けてきた中山淳雄氏に、日本発コンテンツ・IPの現在地と可能性を聞きました。聞き手はVpon JAPANのShino。低予算でも世界に広がる日本アニメの強さ、地域とIPの関係、テーマパーク展開の裏側、そして人材とお金の課題まで、幅広いテーマを語っていただいています。
見どころ
宣伝が下手なのに、なぜ世界に広がったのか
アメリカの10分の1程度のコストで作られる日本アニメが、なぜここまで世界を席巻したのか。低予算・高品質のカラクリを聞きました。
IPは「作る」ものではなく「育つ」もの
トップダウンで作られるアメリカ型IPとは対照的に、日本のIPは時間をかけ、ファンや作り手とともに育まれてきた、という視点。
「作る力は世界一」と言われるのに、届ける力はまだ足りない
海賊版問題、海外プロモーションの弱さ。日本のコンテンツ産業が抱える、いちばん大きな課題とは。
日本中に、まだ鞘に納められたままの名刀が眠っている
対談を締めくくった、日本のIPの現在地を象徴する一言。担い手・運び手を待つ「名刀」の話。
お話を伺った方
中山 淳雄 (なかやま あつお)
エンタメ社会学者。日本大学芸術学部特任教授。バンダイナムコスタジオ、ブシロードなどを経て、著書に『エンタメビジネス全史 第2版「IP先進国ニッポン」の誕生と変貌』(日経BP)など多数。