皆様、お疲れ様です。SHINOです。このシリーズの投稿が久しぶりになってしまいました、、💦
久しぶりではありますが、このシリーズも折り返し地点です。ここまで読んでくださっている方、本当にありがとうございます。
今日は、ここまでの量子力学の話を全部束ねて、Vpon Wayの核心に迫ります。
「GOAL DRIVEN」が、なぜ量子力学的に正しいのか。
従来のPDCAは「古典物理学的」
多くのビジネスで使われているPDCAサイクル。Plan → Do → Check → Action。
これは本質的に「古典物理学的」な思考法です。
なぜか。
過去の延長線上で未来を計画しているから。
「去年はこうだったから、今年はこう」「現状がこうだから、次の一手はこう」
ニュートンの世界。現在の状態が分かれば、未来は予測できる。因果律。直線的。確定的。
これが通用する世界もあります。変化が緩やかな市場では、十分に有効。
でも僕らが生きている2020年代は違う。変化は指数関数的で、予測不可能で、非連続。
つまり、古典物理学が通用しない世界に、僕らはいる。
量子力学的バックキャスティング
Vpon WayのGOAL DRIVENは、PDCAとは根本的に違います。
GOAL DRIVEN = 未来のゴールから逆算して、現在を決める
これをバックキャスティングと言います。
量子力学的に言うとこうなります。
- 未来の状態を「観測」する : ゴールを五感レベルのリアリティで描く
- 波動関数が収縮する : 無数の可能性から、そのゴールに至る経路が確定し始める
- 経路が現象化する : やるべきことが逆走馬灯のようにフラッシュバックする
ここでのポイントは、ゴールを先に「観測」するということ。
古典物理学的思考:現在 → 未来(因果律)
量子力学的思考:未来(観測)→ 現在(収縮)
順序が逆なんです。
「逆走馬灯」の体験
僕が何度も体験していることがあります。
例えばイベントの企画。「この日、この場所で、このイベントをやる」と場所と時間が決まった瞬間…
突然、やるべき全てのことが頭の中にバーッと展開される。逆走馬灯のように。
会場のセッティング、ゲストへの連絡、コンテンツの準備、チームの配置、全てが「見える」。
これは計画を立てるのとは違う感覚なんです。論理的に積み上げるのではなく、ゴールが確定した瞬間に、そこに至る全てのプロセスが一気に現象化する。
量子力学的に言えば、ゴールという「観測点」が設定されたことで、そこに至る波動関数が収縮し、具体的な経路が現れた、ということです。
フォアキャスティングの限界
ちょっとフォアキャスティング(現在→未来)の限界を具体的に考えてみましょう。
あなたが東京にいて、大阪に行きたいとします。
フォアキャスティング:「まず1歩、西に歩こう。次にもう1歩。次にもう1歩……」
これ、たどり着けるかもしれないけど、途中で方向がズレたら全然違うところに行く。しかも、なぜ大阪に行くのかが曖昧だと、途中で「名古屋でいいか」ってなる。
バックキャスティング:「12月15日14時に大阪の新大阪駅にいる」と決める。
その瞬間に、新幹線のチケット予約、出発時刻、家を出る時間、全てが逆算で確定する。
ゴールが明確だから、プロセスが自動的に確定する。
ゴール思考、未来思考、目的思考
Vpon Wayの3つの思考法を量子力学で整理します。
ゴール思考 = 「何を観測するか」を決める
何を観測するかで、どの現実が確定するかが変わる。だから、最も抽象度の高いゴールを設定する。小さなゴールは小さな現実しか生まない。
未来思考 = 「未来から観測する」
現在から未来を見るのではなく、未来から現在を見る。これが量子力学的バックキャスティング。未来に「観測点」を置くことで、そこに至る経路が収縮・確定する。
目的思考 = 「なぜ観測するのか」を持つ
全ての行動に目的がある。目的なき行動は、ランダムな観測と同じ、何が確定するか分からない。目的があるから、観測に方向性が生まれ、望む現実が確定する。
「全員が観測者」である
ここが組織論として面白いところ。
量子力学では、誰が観測しても波動関数は収縮します。特別な観測者は必要ない。
組織も同じ。
CEOだけがゴールを観測しても足りない。メンバー全員がゴールを観測する。つまり、全員がゴールを五感レベルで鮮明にイメージしている、その時に、組織全体の波動関数が収縮する。
だからVpon Wayは「全員のもの」なんです。リーダーが定めるものではなく、一人ひとりが日々の思考と行動と積み重ねで作り上げるもの。
組織文化は、メンバー1人ひとりの「観測」の集積です。
臨場感(リアリティ)の物理学
繰り返し言っていますが、ゴールの「臨場感」がめちゃくちゃ重要です。
量子力学で観測が成立するには、対象との物理的な相互作用が必要。「なんとなく見る」ではダメ。しっかり関わる。
ゴール設定も同じ。
「なんとなくうまくいきたい」→ 観測不成立。収縮しない。
「3年後、アジア10カ国にVponのサービスが展開され、各国のパートナーとこういうイベントをやっている。僕はそのステージに立っている」→ 観測成立。収縮する。
臨場感を上げるテクニックは、
- 五感で描く:見える、聞こえる、触れる、匂う、味がする
- 具体的な日時と場所を設定する:「いつか」ではなく「2027年12月31日」
- 繰り返しイメージする:一度ではなく、何度も観測することで収縮が強まる
量子力学は「希望の物理学」
ここまで10回にわたって量子力学の話をしてきて、僕が一番伝えたいのはこれです。
量子力学は希望の物理学だ。
古典物理学の世界は決定論的です。全ては因果律で決まっている。あなたの未来は、過去の積み重ねの延長線上にしかない。
でも量子力学は違う。
未来は確定していない。全ての可能性が重ね合わさっている。あなたの観測、あなたのゴール設定、あなたの思考、あなたの行動が、どの可能性が現実化するかを決める。
あなたは、自分の現実を選べる。
これが、量子力学が教えてくれる世界の姿です。
そしてこれが、GOAL DRIVENの本当の意味です。
後半10回では、情報空間と物理空間の関係、量子コンピュータ、抽象度の階段、エネルギーと振動数、相対性理論との関係、意識の問題、量子生物学、そして「量子的に生きる」とはどういうことか、さらに深い世界に入っていきます。
引き続き、お付き合いください。