• いつも通りのインバウンド対策で大丈夫?2020年のインバウンド対策とは

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Jan 9, 2020 – Tokyo, Japan

あけましておめでとうございます。

いよいよ2020年の幕が開けて、インバウンド対策を本格化していこうと検討をされている方も多いのではないかと思います。

多くの外国人が日本へやってくる2020年。

2020年に向けてどのようなインバウンド対策を取る必要があるのでしょうか?

今回は中華圏を中心に日本政府観光局が発表している「訪日外客数の動向」から、2018年と2019年の訪日旅行者数を比較しながら2020年のインバウンド対策を考えていきます。

※1月9日現在、2019年12月の統計は未発表のため、2018年1月〜11月と2019年1月〜11月で比較しています。

台湾

台湾からの訪日旅行者数は依然として上昇傾向にあります。

台湾からの訪日旅行者の特徴としてリピーターが多いことが挙げられます。

台湾人旅行者の訪日状況

2018年は3月から5月にかけて訪日数が多いことがわかります。これは日本の桜人気によるものです。

しかし2019年は春の訪日数が落ち込んでいることがわかります。2019年はゴールデンウィークが長かった影響で、日本国内の宿泊施設等の価格高騰や観光地が混雑したことにより、訪日旅行が避けられたことが考えられています。

そして9月は訪日数が減少傾向にあります。これは例年見られる現象です。しかし2019年は前年よりも落ち込みが緩やかになっており、前年よりも9月の訪日数が多いことがわかります。その要因として、2018年に発生した台風や地震などの災害の反動によるものが考えられています。

そしてもう一つの2019年の特徴として、1年を通して訪日旅行者数の増減が緩やかでした。2019年は改元などの影響で時期が分散し、このような結果になったことが考えられます。

香港

香港からの訪日旅行者数も概ね上昇傾向にあります。

香港も台湾と同様に訪日リピーターが多いのが特徴です。全体の推移も台湾と似ています。

香港人旅行者のインバウンド状況

2019年春の訪日状況を前年と比べると、4月は根強い桜人気から訪日数が増加しています。ゴールデンウィークの時期と重なる5月は微減という結果となりました。

香港では昨年6月から反政府デモが行われている影響で情勢が心配されていますが、訪日数の推移を見ると、実は香港人の訪日旅行にはあまり影響がなかったことが見て取れます。

年間の訪日旅行者数を2019年と2018年で比べてみると、大規模な反政府デモが始まった直後の2019年7月は前年と比べると多少の減少が見られます。しかし、8月は前年とほぼ変わらない数で推移しています。その後も2018年とはほぼ変わらない推移で動いています。

そして香港も台湾と同じく、例年9月は減少傾向に転じますが、前年の災害の反動で2019年は前年と比べると緩やかな減少となりました。

さらに2019年の香港では例年見られなかった現象として10月、11月にかけて訪日数が増加していることが挙げられます。

これはJNTOが発表した「2019 年 11 月推計値」によると、定期便の増便や航空券や訪日ツアーの価格の下落、日本の紅葉人気が増加の要因として挙げられています。

■中国

中国からの訪日旅行者数は堅調に増加を続けています。中国からの訪日旅行者の特徴としては訪日リピーターも増加している一方で、新規の訪日旅行者の伸びもあることです。さらに最近では訪日観光のビザが緩和されたことで訪日旅行者数の増加を後押ししています。

中国人旅行者のインバウンド状況

2018年は春節後の3月、災害が相次いだ8月〜9月、国慶節後の11月で減少傾向にあります。しかし、2019年はそのような減少傾向はなく、非常に緩やかな曲線を描いています。

台湾、香港は4月、5月のゴールデンウィークは減少傾向にありましたが、中国だけは前年を上回る訪日数となりました。

中国は今後も新規の訪日旅行者の増加に加えて、コト消費が伸びを見せていること、また台湾、香港と同様に訪日リピーターの増加に伴って地方へ周遊する旅行者が増えているため、今後も堅調に訪日旅行者数が増加していくのではないでしょうか。

■2020年のインバウンド対策

中華圏の訪日旅行者は全体的に増加傾向にありますが、2020年は少しその傾向に変化があるかも知れません。

2020年は今まで日本に来ることがなかった初訪日層やスポーツ関心層が増加する一方で、航空券や宿泊施設の価格高騰や混雑によって通常の訪日リピーター層を中心に訪日旅行を避ける可能性があります。

特に台湾や香港など訪日リピーターが多い地域では2019年のゴールデンウィークでも見られたように、わざわざ混雑した時期に行く必要もないと考え、時期をずらしたり都市部を避けた訪日旅行を検討する可能性もあります。

このようなことから、2020年は地域に関係なく、どうインバウンド対策を行うかが鍵となりそうです。

別の言い方をすれば、2020年の日本のインバウンド市場は、場所に関係なく本格的にインバウンド集客を検討したいと考えている皆さんに掛かっているということです。

ではどのように対策を行えば良いのでしょうか?

一つの例としてこのような対策も効果的となるかも知れません。

(1)スポーツ観戦層:スポーツ観戦で訪日した、または訪日しそうな旅行者に向けてついでに他の地域にも周遊してもらえるようなにプロモーションを行う

(2)通常の訪日層:スポーツ観戦には興味がないが訪日をしている、または日本には興味を持っている旅行者に向けて混雑しない時期や混雑しない地域の情報や楽しみ方を提案したプロモーションを行う

など

2020訪日ユーザーターゲティング

Vponでは「2020訪日ユーザーターゲティング」では1億人分のインバウンドデータを元にターゲットを絞り込んで2020年に訪日可能性がある海外ユーザーに向けてプロモーションを行うことができます。

先ほど例として挙げたターゲットに向けてプロモーションを行うことも可能です。

インバウンド市場の盛り上がりが本格化する時期に向けて、今から対策を検討してみませんか?

 

2020訪日ユーザーターゲティングについてはこちらから

https://www.vpon.com/wp-content/uploads/2020targeting.pdf

もしくは下記お問い合わせよりご連絡くださいませ。